気仙沼はとても元気 気仙沼市食材探しの旅&メニューフェア フェア開催期間[2016.3.8~2016.3.31]
気仙沼市は宮城県の北東部に位置し、目の前には太平洋を望み、振り返れば緑豊かな山々が広がる美しい自然のなかで全国屈指の水産都市として発展しています。起伏に富んだリアス式海岸の気仙沼湾は、古くから遠洋・沖合漁業の基地として全国の漁船が集積しており、サメ・サンマ・メカジキ等において全国屈指の水揚げを誇っています。
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到着してまずは昼食。目の前の鉄板には牡蠣がたくさん。蓋をして約10分間蒸し焼きにします。磯の香りがしてきて食欲を掻き立てます。蓋を開ければ地元漁師お勧めの「漁師蒸し焼き」の完成です。味付けはポン酢とレモン汁、醤油が用意されています。シェフの方々も牡蠣を剥くのに苦労しながらも、一生懸命頬張ります。皆大満足でした。
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次はすぐ隣に移動しまして、宮城県漁協協同組合唐桑支所運営委員会委員長 畠山正則さんから震災後に牡蠣の養殖はどう復興したのかお話頂き、その後は畠山さんと石屋水産 鈴木芳則さんの船に乗せてもらいました。唐桑の海は透き通っていて、見せて頂いた牡蠣の身はとても大きく、シェフたちも驚いていました。
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階上いちご第2復興生産組合 組合長の小野寺さんのいちごのビニールハウスを見学させて頂きました。小野寺さんから気仙沼のいちごの素晴らしさや作る際の苦労話など聞き、シェフたちからもたくさん質問があがりました。
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夕食は気仙沼プラザホテルで交流会。気仙沼市長にも参加頂き、生産者の方々、シェフたちと活発な意見交換の場となりました。出された料理も気仙沼の食材がふんだんに使用され、シェフの中にはレシピを教えてほしいという方もいました。
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2日目は早朝から魚市場見学です。皆長靴に履き替え、一般の方では中々入れない市場へ。水揚げされた魚たちの迫力に一同唖然。市場は出入りする業者の方々の熱気に溢れていました。
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メカジキの解体を目の前で実際に見学しました。手際よくメカジキの肉を包丁で解体する技術は見事でした。シェフたちから、部位についての値段や調理法など、かなり具体的な質問もあがりました。
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中華高橋水産 業務課長の畠山清さんより、サメの各部位を活用しフカヒレなどを生産する過程について、説明を受けながら見学。サメにフカヒレ以外にも様々な活用方法がある事を教えて頂きました。
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昼食はメカジキとサメ料理のフルコース。しゃぶしゃぶやかつなど様々な料理にメカジキやサメ肉が大変合うことに、シェフたちも驚愕。
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最後の視察先はサンフレッシュ小泉農園。波乗りトマトの名のように、みんな温かいハウスの中ではアロハシャツで作業されてました。トマトもたくさん試食させて頂き、そのおいしさに皆大満足でした。
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身は乳白色で、ねっとりとやわらかく、脂が多くまぐろのような食感。気仙沼はメカジキの水揚げ量日本一を誇り、概ね年中水揚げされます。
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フライ、唐揚げ、焼き物、すり身で調理など、和洋中さまざまな料理に活用できます。サメの水揚げも気仙沼が日本一です。
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きれいな乳白色をしていて、大粒でふっくらとしています。甘味があり、旨みが凝縮されたしっかりした味です。様々な料理に利用することができます。
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親潮と黒潮が混ざり合う気仙沼のワカメは、肉厚で歯ごたえがあるのが特徴です。味・色とも良く、近年、ミネラルが豊富な健康食として人気があります。