新潟日報×ぐるなび新潟版 東京新潟県人会100周年特集 ぐるなびPR

東京で頑張る新潟県人や東京で新潟が味わえるお店などを一挙紹介!

新潟県人会とは

東京に息づく、新潟の食と心。

掲載期間 [2010.1.30 ~ 2010.3.31]

東京で活躍する新潟県ゆかりの店

都心で唯一! 妻有ポーク専門店
店長 江川太郎さん 母 正子さん
店先に「妻有ポーク」ののぼりがはためく。れとろ亭は、十日町市で生産されるブランド豚「妻有ポーク」を都心で唯一扱う「妻有ポーク」専門店だ。同市出身の母正子さんと店を営む江川さんは、「脂の甘みが強くやわらかな肉質が特長。そのおいしさを東京から発信して全国に広めたい。」と2008年9月に同店をオープンした。
おすすめは「妻有ポークの純米酒しゃぶしゃぶ(バラ1人前1,780円)」。だし汁に同市松乃井酒造場の「松乃井特別純米」をたっぷり使用することで、肉のえぐみや臭みがさらに少なくなり、やわらかさと旨さが引き出されるという。繊細な肉の風味には、シンプルに県産「藻塩」がよく合い酒も進む。
十日町名産のへぎそば(妻有そば)も扱う。「妻有ポークをはじめ、十日町市、ひいては新潟の食文化の魅力をもっと発信していきたい」と江川さんは語った。
おすすめメニュー 妻有ポーク純米酒しゃぶしゃぶ 妻有ポーク藻塩の塩角煮 妻有ポーク藻塩の厚切ベーコンあぶり焼 栃尾の油あげかんずりネギ味噌焼き 魚沼十日町名産へぎそば(妻有そば)
魚沼厨房 れとろ亭

魚沼厨房 れとろ亭(妻有ポーク専門店)

東京都文京区水道2-7-5 井口ビル1F TEL・FAX 03-6666-5695
【営業時間】ランチ11:30~14:00、ディナー17:00~23:00 【定休日】日・祝
【席数】32席 【最寄り駅】地下鉄有楽町線 江戸川橋駅 4番口から徒歩3分

<姉妹店>神楽坂 和菜れとろ(新潟郷土料理)
東京都新宿区神楽坂3-6-12 ニュージョウトーヤビル1F TEL 03-3269-690

魚沼厨房 れとろ亭
 
中目黒から新潟の魅力を発信
店長 相田希さん
「新潟はおいしいものがたくさんあるのに全く知られてない。悔しいよね」。相田さんは都内の大学卒業後OL生活を送っていたが、東京で再会した小学校の同級生金子大輔さんと08年3月に「新潟を紹介する仕事がしたい」と中目黒の住宅街に店を出した。店名は新潟に関係する分かりやすい名前で、若い人にも来てもらいたいと試行錯誤の末、新潟の市外局番を取り入れた。
栃尾の油揚げ、えご、のっぺなどの郷土料理にあわせ、日本酒の品揃えが豊富。常時20種に加え、利き酒師でもある相田さんのおすすめが並ぶ。「うちに来て、日本酒を飲み始めた人も多い」という。
経営は金子さんが担当し、新潟から仕入れた野菜などの販売を店頭で行うほか、週末には赤坂や青山のマルシェ(移動市場)にも出店している。相田さんは「新潟の魅力を発信する場として、ここからいろんなことに挑戦していきたい」。と微笑んだ。
おすすめメニュー 新潟料理の定番、のっぺ、えごねり、栃尾の油揚げや魚沼栃窪産の棚田米を使った土鍋炊き上げご飯。寺泊港直送の魚介類。地酒も限定酒を多数取り揃えています。
ニイガタ025

ニイガタ025

東京都目黒区青葉台1-18-14 アークハウス青葉台1F TEL・FAX 03-5856-0250
【営業時間】月~土/17:00~23:00(L.O.)、日・祝/17:00~22:00(L.O.) 【定休日】無(夏季・年末年始休業有)【席数】カウンター10席、テーブル20席 【最寄り駅】中目黒駅

ニイガタ025
 
ソムリエが作る郷土料理
店長 柳瀬浩栄さん
柳瀬さんは魚沼市(旧小出町)出身。浅草や日本橋のフランス料理店で修行後にソムリエの資格を取得した。ソムリエが提供する、ワインにあう郷土料理がこの店の特徴だ。「落ち着いた田舎料理が食べたい、でも飲み物はワインがいいという方が多いんです」。客層は若者から年配者まで幅広い。
きのこや雪下人参など食材を地元小出などから仕入れ、のっぺなど新潟の味にアレンジする。隠し味にワインビネガーを入れたりすると郷土料理もよりワインに合うのだという。「気軽にたくさんのワインを楽しんでもらいたい」と置いてあるワインはすべて1本5千円以下。欧州のほか、アルゼンチンやアメリカ産など20種類以上をそろえる。
店内は「自分1人で目が行き届く」全14席。柳瀬さんは「新潟出身と言っていただければ、もう常連さんと同じです」と笑う。
おすすめメニュー 魚沼こがね餅も入るチーズフォンデュは人気です。 新潟のソウルが香る「のっぺ」でほんわか。 越後もち豚をトロトロに煮込んでいますよ。
葡萄酒場 ICHIGOYA

葡萄酒場 ICHIGOYA

東京都千代田区神田駿河台3-1 川庄ビル2F TEL 03-3293-7515
【営業時間】11:30~13:00、17:00~23:00 【定休日】日・祝 【席数】14席
【最寄り駅】JR御茶ノ水駅、地下鉄千代田線 新御茶ノ水駅 B3出口 徒歩1分

葡萄酒場 ICHIGOYA
 
新潟食材の魅力 充分に引き出す
支配人料理長 山田哲也さん
表参道にいがた館ネスパス隣で落ち着いたたたずまいのレストラン「静香庵」は、新潟グランドホテルの直営店。食材は肉、魚、野菜などほとんどが県産品。片貝縞の着物に身を包む支配人料理長の山田さんは「その時々で新潟でいちばんのものを扱っています」と胸を張る。その言葉通り、メニューは食材の旬の味を引き出すシンプルな味付け。「今冬はノドグロが少ないが、今の時季なら巻(新潟市西蒲区)の脂がのったマガモを使った鴨鍋がおすすめ」という。魚沼産コシヒカリを玄米のまま仕入れ、炊くたびに精米する。炊き上げたときの香りや口に入れたときの甘みが全然違うと客に好評だ。昼は女性客が多い。「吉乃川」の酒粕と長岡の味噌に漬けた鮭の粕漬焼きを定食にした「越後(2,500円)」などが人気。
室内装飾にも加茂産の桐や県央のステンレスなど県産のものを多く用いる。スタッフは本県出身者が多く、「懐かしい味を楽しみに来てほしい」と山田さんは話している。
おすすめメニュー 南蛮エビの刺身 えご のっぺ(期間限定10~5月)
にいがたの味 静香庵

にいがたの味 静香庵

東京都渋谷区神宮前4-11-7 新潟館ネスパス1F TEL 03-5771-8500
【営業時間】〈ランチ〉平日/11:30~15:00、日・祝/11:30~16:00 〈ディナー〉平日/18:00~22:00、日・祝/17:00~21:00 【定休日】年末年始、お盆のほか月2回不定休 【席数】45席 【最寄り駅】地下鉄 表参道駅 A2出口 徒歩1分

 
五泉名産のサトイモを活用
店長 山田健治さん
五泉市出身の父俊治さんが新宿区大久保の百人町に1店舗目を開いたことからその名がついた。2号店としてJR中野駅北口を出てすぐの好立地に店をかまえてから今年で30周年を迎える。
自身は東京育ちだが、店を継ぐ前に親戚の紹介により新潟市秋葉区(旧新津市)の割烹で3年間修行した。店の中庭での四季折々の景色が料理に美しく反映されていたことに影響を受け、東京に戻っても、「季節にあったおいしい料理を提供するよう常に心がけています」と山田さんは話す。
メニューは毎朝築地で仕入れた鮮魚中心だが、五泉特産サトイモ「絹乙女」を使ったバター焼き(480円)が人気。「気軽に来店してほしい」との思いから、予算は平均3,500円と抑えめ。日本酒は菅名岳や景虎、八海山などがある。
おすすめメニュー 新潟五泉産里芋バター焼 お刺身盛り合せ 海鮮カニ鍋宴会コース9品 新潟地酒多数用意、〆張鶴 八海山 久保田など
鮮魚 焼もん 旬菜 百人衆

鮮魚 焼もん 旬菜 百人衆

東京都中野区中野5-64-10 サンモールビル4F TEL 03-3389-7377 FAX 03-5380-1499
【営業時間】17:00~25:00 【定休日】無 【席数】64席
【最寄り駅】JR中野駅、地下鉄東西線 中野駅 徒歩1分

鮮魚 焼もん 旬菜 百人衆
 
ランチに「たれカツ丼」提供
代表取締役 関川征史朗さん
市ヶ谷駅から徒歩3分。珍しい店名は「人は皆、日々何かと戦っている。勝負前日のエネルギー補給や、戦いの疲れを癒しに来てほしい」との思いから名づけた。
関川さんは新潟市出身。ランチメニューには地元で親しまれている「たれカツ丼(880円)」をうどんとセットで提供。東京ではあまりみられないが、新潟で食べていた頃の懐かしい甘ダレ味を自分流にアレンジし、周辺のサラリーマンたちの人気メニューとなっている。
1998年に兄とともに飲食店を営む会社を設立したのち、念願だった自分の店を2008年11月に市ヶ谷にオープンした。昨年6月には四ツ谷に2号店を出店している。
料理は素材を活かした炭火串焼きが中心。「豚のやわらか角煮(980円)」が名物で、のっぺは冬季限定。日本酒は越乃寒梅や〆張鶴をはじめ、全国各地の地酒約30種類を扱っている。
おすすめメニュー 牛ホホ肉の黒ビール煮込み 極上トリュフリゾット のっぺ(冬季限定)
決戦前夜 市ヶ谷店

決戦前夜 市ヶ谷店

東京都千代田区九段南4-8-35 BF1 TEL・FAX 03-3263-3395
【営業時間】11:30~14:00(※ランチは土曜休)、17:00~24:00 【定休日】日曜日
【席数】30席 【最寄り駅】市ヶ谷駅 徒歩3分

決戦前夜 四谷荒木町店
東京都新宿区荒木町7-3 TEL 03-6380-5596

決戦前夜 市ヶ谷店
 
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超越したコシと滑らかさ。へぎそば

へぎそば

「布海苔」という海藻をつなぎに使ったそばです。美しい盛り付けは、海の波を表現しているといわれています。

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木の板でできた器「曲げわっぱ」に盛ったご飯に旬の魚をのせ、薄口のダシで蒸し上げた郷土料理。

香ばしさが食欲をそそる。栃尾の油揚げ

栃尾の油揚げ

パリッとした歯ざわり、適度な弾力。新潟県栃尾の油揚げは、日本一のおいしさと称されています。

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のっぺ

サトイモの「のっぺり」としたとろみがおいしい煮込み料理は、新潟の定番家庭料理となっています。

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新潟県人会とは?

1880年(明治13年)前島密、大倉喜八郎等によって開かれた北陸親睦会が発端となり、明治43年(1910年)「東京新潟県人会」が結成されました。初代会長には新発田出身の実業家、大倉喜八郎が就任しました。以来、上京した新潟県出身者同士が助け合い、新潟県の文化の発展、教養の向上などを目的に交流を深めてきました。活動理念として「1.郷土愛でつながる人の和 2.友愛と協調 3.ふるさとへの架け橋」を掲げています。

現在、下部組織として、それぞれの居住地や出身地別に結成された「地区県人会」や「郷人会」など約150もの団体が存在しており、様々な活動をしています。中越地震、中越沖地震の際には故郷の復興のため、上野駅前での街頭募金などを行いました。

今年は創立100周年という記念すべき年を迎えます。記念事業として1月30日の東京新潟県人会100周年記念式典の開催、5月8,9日の新潟エコスタジアムでの横浜・巨人戦の冠試合の実施、9月25,26日新潟朱鷺メッセでの全国、世界の新潟県人会員を集めて新潟県民と交流する大交流祭の実施などを予定しています。