京都市内中心部の観光から、ひと足のばして京都の周辺エリアへ出かけてみませんか。季節によって、たけのこや献上鮎、赤しそ、日本酒など、それぞれの地域で愛される四季折々の旬の味がお楽しみいただけます。豊かな自然に囲まれた場所、のどかで美しい景色とゆったり流れる豊かな時間。
いつもの観光とはひと味もふた味も違う、新しい京都の表情を見つけてください。

• 春

  大原野エリア

  たけのこを使った逸品料理

  

  やわらかな食感と甘みを堪能しよう

  桜や紅葉で知られる社寺が点在する大原野。豊かな自然に囲まれ、地域で開催されるマルシェなどには、野菜などの名産品が多数販売されています。中でも人気が高いのが、春に登場するたけのこ。手間ひまかけて育てられた大原野のたけのこは、真っ白でえぐみなく、わざわざこの味を目指して訪れる人もいるほどです。

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• 夏

  京北・山科・大原エリア

  献上鮎・山科なす・赤しそを使った逸品料理

  

  日差しを受けて育った、夏の川魚と野菜たち

  桂川の源流域に位置する京北町では、姿・味ともに素晴らしい鮎が育ち、かつてこの辺りで獲れる鮎は朝廷へ献上されてきました。また、里山が広がる大原は、しば漬けの材料である赤しそが名産。赤しその美しい色や香りを活かしたジュースやスイーツが人気を集めています。このほか、品種改良を経て復活の兆しを見せる山科の伝統野菜・山科なすなど、各エリアで夏のおいしさに出合うことができます。

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• 秋

  越畑・水尾エリア

  蕎麦・柚子を使った逸品料理

  

  越畑の十割蕎麦と水尾の柚子で季節を味わう

  愛宕山を挟んで北と南に位置する越畑と水尾。平安時代初期に開かれた棚田が有名な越畑では、越畑の蕎麦粉と山水を使った十割蕎麦が注目を集めています。また、清和天皇ゆかりの地として知られる水尾は、香り豊かな柚子の産地としておなじみ。冬になると、柚子風呂とセットで鶏のすき焼きを楽しむのが水尾のスタイルです。

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• 冬

  伏見エリア

  日本酒を楽しめる店

  

  豊富な地下水から生まれる伏見の日本酒

  かつて、京都と大坂を結ぶ交通の要塞として栄えた伏見。古くから良質の天然水に恵まれ、なんと弥生時代から日本酒造りが行われてきました。今も、町を歩くと現役の酒蔵がいくつもあり、美しい景観に出合えます。歴史ある酒蔵を改装した鶏料理店や、伏見18蔵の日本酒が味わえる施設など、好みのスタイルで日本酒を楽しんでください。

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