日本酒・水
脈々と流れる天然水が生んだ「女酒」
伏見の日本酒造りは、平安京が創生された時には始まっていたと伝えられています。京の都と大坂を結ぶ道の発展とともに、伏見は「酒蔵の町」としても知られるようになりました。伏見の日本酒が美味しい理由は、日本酒造りに欠かせない天然水が伏見の地下を流れているからなのだそう。水質はカリウムやカルシウムなどのミネラルバランスが良い軟水で、「女酒」と呼ばれるやわらかで繊細な飲み心地を生みだします。今も伏見には多くの名水が流れ、「白菊水」などは一般にも開放されており、汲むことができます。