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全個室の食事処と客室を有す
創業100余年の老舗料理旅館

上桂川の清流と丹波の山々に囲まれた「すし米」は、アットホームな雰囲気ながら本格的な鮎料理に定評のある料理旅館。全て個室の食事処から望む手入れされた日本庭園や、ゲストを配慮した気さくな女将の接客も喜ばれています。夏の献上鮎だけでなく、冬は牡丹鍋など季節の味覚を提供。桂川の上流にあがると、初夏の夜のお楽しみにはホタルの鑑賞もできるとのこと。宿泊は一日二組限定なので、シーズン中の予約は早めがおすすめです。

天然の献上鮎を生きたまま仕入れ
こだわり尽くしの逸品の数々

献上鮎の仕入れは生きたまま。すぐに店内のいけすに泳がせ、調理直前まで生きている献上鮎を自慢の料理で提供しています。造りは骨ごと切り分ける背ごしで、コリコリした小気味良い食感が特徴的。また、「日帰り鮎づくしプラン」14,300円（税別）に含まれる、鮎の内臓を使った塩辛「うるか」は必食！ 最低1年は熟成させるという自家製のうるかは、自家製味噌と一緒に石焼スタイルで提供されます。深い旨みで日本酒が進むこと間違いなしの逸品です。

名脇役！手作りの調味料から
献立作りまでオリジナルが強み

こちらでは味噌をはじめとして、主役の献上鮎を引き立てる調味料は手作り。定番の塩焼きに添える蓼酢も自家製で、亭主が川辺で摘んだ蓼を使っています。調味料を自家製にすることで、味付けのバランスがよりまとまるのだとか。また30年を超えるキャリアを持つ4代目板長は、それぞれのゲストの利用目的に見合ったオリジナルの献立作りを心掛けています。器から料理、提供までの時間のとり方など、細部まで行き渡るこだわりに、おもてなしの心が感じられます。

夏は川魚、冬はジビエが自慢
季節の味と温かいおもてなし

京北の豊かな自然に囲まれた「割烹かわい」は、旬の地元食材を使った料理が自慢のお店。釣り好きな店主の温かいもてなしと、四季折々の味わいがリピーターを呼んでいます。夏は献上鮎をはじめとする川魚料理、冬は鹿や猪が楽しめるジビエ料理がおすすめです。お店の営業は昼・夜ともに予約のみですので、必ず予約をしてからお出かけくださいね。

美しい上桂川ですくすく成長
良質の苔で育った献上鮎を活〆で使用

湿度が高く、夏は朝夕の温度差が大きい京北。この独特の気候により、良質の苔が育つ上桂川では、その苔を主食とする献上鮎も大きく育ちます。「割烹かわい」では、上桂川の鮎釣りの解禁に合わせて、毎年6月20日～9月31日の期間中で献上鮎を使った料理を提供。山椒煮や塩焼き、鮎寿司、鮎飯など、豊かなバリエーションが楽しめます。また、献上鮎は活〆を使用するか、活魚も3日以内に使用するといったこだわりです。

内臓までおいしい上桂川の献上鮎
お土産も充実の品揃え

定番の塩焼きも、頭からまるごと食べられるのは上桂川の献上鮎ならでは。良質の苔をエサとする献上鮎は、ほかのものと比べて内臓がおいしいという声も多いのだとか。また、「割烹かわい」では、お店で食べられるだけでなく、献上鮎の山椒煮や塩焼きなどの販売・発送も行っています。「鮎寿司」や「鮎の一夜干し」など、お土産としての鮎の商品にもさらに力を入れていきたいというご主人。食事とお土産で、じっくりと献上鮎のおいしさを堪能してください。