赤しそ
特産品のしば漬けを支える
大原名物、しば漬けを漬けるのに欠かせないのが赤しそ。大原の赤しそは日本で最も原品種に近いとされ、香り味ともに高く評価されています。このあたりは盆地のため他の花粉が飛んで来ることなく、約800年以上も繰り返し同じ品目が作られてきました。そのため、混じり気の極めて少ない純粋種に近い状態であること、また赤しその栽培に重要な水分が十分にあることが評価されているのです。大原では、しば漬けをはじめ濃縮ジュースや餅など、赤しそを使った幅広い特産品が作られています。
掲載期間:2019.3.27~2022.3.31
京都駅から地下鉄・バスを乗り継いで約40分、比叡山の麓に広がるのんびりとした里山。三千院、寂光院や宝泉院などが点在する日本有数の観光地で、桜や新緑、紅葉などを見に一年中人々が訪れます。また地元の人との触れ合いも大原の魅力のひとつ、訪れる人々の心を和ませてくれるでしょう。赤しそやしば漬けなど特産品の数々は、お土産にもぜひ。
特産品のしば漬けを支える
大原名物、しば漬けを漬けるのに欠かせないのが赤しそ。大原の赤しそは日本で最も原品種に近いとされ、香り味ともに高く評価されています。このあたりは盆地のため他の花粉が飛んで来ることなく、約800年以上も繰り返し同じ品目が作られてきました。そのため、混じり気の極めて少ない純粋種に近い状態であること、また赤しその栽培に重要な水分が十分にあることが評価されているのです。大原では、しば漬けをはじめ濃縮ジュースや餅など、赤しそを使った幅広い特産品が作られています。
田園風景に囲まれて自家栽培の米や野菜を
目の前の畑で採れる食材を
趣のある日本家屋でいただく
バスターミナルから寂光院へ向かう道中にある食事処。初めてなのにどこか懐かしい、日本の原風景の中に佇む「たんば茶屋」では、自家製の米や野菜を使った料理が食べられます。店前に広がるのはなんと自家農園。大原の特産でもある赤しそや野菜、また旨み甘みの強いこだわりのコシヒカリを栽培し、農作物は「里の駅」や近隣の店にも卸しているのだとか。そんな手作り食材を使った料理が、大きな窓が開放的な和空間でいただけます。
ルビーのような深紅に驚く
名産の赤しそを使ったスイーツ
こちらに訪れたら、まるで宝石のような輝きの、赤しそを用いたスイーツはいかがでしょう。これほど鮮やかに発色するのも大原の赤しその特徴のひとつ。「しそゼリー」400円(税込)、「しそパフェ」500円(税込)にランチ後ならジュースも。もちろん赤しそは裏の畑で収穫したもので、赤しその風味や酸味がしっかり感じられます。またゼリーに加え、抹茶をまぶしたアイスに、食感の残る小豆を詰め込めこんだパフェはたっぷりのボリュームも嬉しい一品です。
新鮮野菜たっぷりの定食で
滋味豊かなお昼ごはん
赤しそを使ったスイーツもおすすめですが、こちらでは定食もいただけます。おすすめはご飯・漬物・おばんざいに選べるそばが付いた「田舎定食」1,100円(税込)。主に自家農園から収穫した素材を使った、まさに地産地消のセットです。作り手の温かみを感じる、素朴ながら丁寧な品々に心まで癒されそう。他にも赤しそで漬けた、「自家製しば漬け茶漬け」1,000円(税込)もあります。温かいもてなしと静かに流れる時間の中、ゆっくりと楽しむ贅沢なひとときを。
たんば茶屋 店舗情報
住所 | 京都市左京区大原草生町130 |
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TEL | 075-744-2527 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 不定休 |
HP | https://r.gnavi.co.jp/3d233wwu0000/ |
大地の恵みをおばんざいバイキングで堪能
店主が厳選した季節の野菜
選び抜かれた大地の味覚に感動
澄んだ空気に感動し、水のせせらぎを聞きながら辿り着く、高野川沿いの古民家カフェ。「大原の里を散策し、店を目指すところから食事が始まっている」と店主が言う通り、自然豊かな道中から料理への期待が高まります。野菜ソムリエの資格を持つ店主が、毎朝「里の駅」や近郊農家より仕入れる野菜は力強く濃厚な味わい。ジャンルに捉われず、シンプルな調理法で素材の良さを引き出す料理を目当てに、若い女性を中心に多くの人が訪れます。
旬の大原の畑をバイキングで表現
田園風景の中で味わうランチ
「里の恵みおにぎりランチ」1,500円(税込)は、大原野菜のおばんざいバイキング付き。菜の花のゴマ和えや柚子大根など、一目で大原の旬がわかるという季節のおばんざいが毎日約10種類並びます。こだわりのおにぎりは、近くの農家より仕入れた精米し立ての大原産コシヒカリを、昔ながらの羽釜でふっくらと。しそ昆布や京のちりめん山椒など、京都らしい具材で握るおにぎりから5つ選べます。休日は行列ができるほどの人気店ですが、ぜひ並んでも楽しみたいメニューです。
インパクトある鮮やかな自然の色
大原産の赤しそをドリンクで!
大原産の赤しそを使ったジュースと、爽やかな「赤しそビール」は散策の休憩のお供に密かな人気の一杯。比良山系のミネラルを多く含んだ大原の湧水を地下より汲み上げて、料理や赤しそジュースにも使用。料理もそうですが、素材を育んだものと同じ水で作るというのがポイントだそうです。鼻腔をくすぐる赤しその香りと、クリアな湧水のジュースはスキッとして飲み易く、食後におすすめです。
OHARA River side cafe KIRIN(大原リバーサイドカフェ来隣) 店舗情報
住所 | 京都市左京区大原来迎院町114 |
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TEL | 075-744-2239 |
営業時間 | 11:30~16:30 |
定休日 | 火曜 |
HP | https://www.ohara-kirin.com/ |
こちらもおすすめ
大原立ち寄りスポット
「里の駅大原」では大原の新鮮野菜、つきたての餅や手作りの加工品などが豊富に揃います。常設の「旬菜市場」のほか、敷地内に大原の美味を味わえるレストランや、週末の特別市場も開催。低農薬や有機無農薬の野菜も並び、特産品の赤しそやよもぎ、栃の実を練り込んだ出来立ての餅が人気です。週末には屋台や雑貨などが並び、さらに日曜日の「ふれあい市場」では、実際に野菜を育てる農家さんと触れ合いながら買い物を楽しむことができます。
スポット情報
住所 | 京都市左京区大原野村町1012 |
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TEL | 075-744-4321 |
営業時間 | 旬菜市場(産直品販売)9:00〜17:00、 花むらさき(レストラン)9:00〜16:00 ※日曜7:30~16:00、 日曜ふれあい朝市 6:00〜9:00 |
定休日 | 月曜 ※祝日の場合は翌火曜 |
HP | https://www.satonoeki-ohara.com/ |
三千院の参道にある、ぽん酢とドレッシングの専門店「志野」の直営店。天然素材を贅沢に使い、美味しさを追求した商品が並びます。特にゆずのぽん酢とゆず白味噌ドレッシングが人気。定番以外に季節限定品もあり、試食しながら好みの味を探せます。この地域ならではの大原産の赤しそを使った「赤しそドレッシング」や「赤紫蘇濃縮ドリンク」もあるのでお土産にも最適。寂光院や宝泉院からもほど近く、気軽に立ち寄りたいお店です。
スポット情報
住所 | 京都市左京区大原勝林院町109 |
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TEL | 075-744-2141 |
営業時間 | 9:00~17:30 |
定休日 | 無休 |
HP | http://www.sino.co.jp/sanzenin.htm |
電車・バス | 京都駅から地下鉄烏丸線で約20分、国際会館駅で京都バスに乗り換え約20分、大原下車 |
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車 | 京都駅から烏丸通・国道367号線を経由して約45分 |