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京都のなすといえば「賀茂なす」が有名ですが、実はこのエリアで古くから受け継がれる伝統のなすがあります。山科を中心に栽培されていた「山科なす」は、かつて京都で作られたなすの6~7割を占めていたのだとか。しかし時代の移り変わりと共に、市場でその姿を見ることがほとんどなくなりました。近年、美味しさが見直され復活の兆しを見せる山科なすをご紹介します。

山科なす

肉質柔らか、とろける食感
「京の伝統野菜」

肉質柔らか、とろける食感「京の伝統野菜」

山科なすは、柔らかな肉質とたっぷりと水分が含まれているのが特徴です。明治に入ってから京都各地で栽培されるようになったのですが、皮が薄く丁重に扱わなければいけないことが流通に不向きとされ、その後普及した千両なすに取って代わられてしまいました。伝統野菜の魅力が見直されるようになった近年、品種改良を経て「京山科なす」として「京の伝統野菜」に認定され、再び市場に並ぶように。火を加えればとろける食感を楽しめることから、煮物や焼きなすがおすすめです。

肉質柔らか、とろける食感「京の伝統野菜」

グリルバード

厳選素材の創作炭火焼きをワインと共に

  • 地下鉄山科駅すぐ!

    地下鉄山科駅すぐ!
    イタリアン出身の店主が作る炭火焼き

    タリアン出身の店主が作る炭火焼き

    地下鉄東西線山科駅改札口から歩いてすぐ。メトロモール内にあるグリルバードは、イタリアンや焼き鳥店で腕を磨いた店主が手がける、炭火焼きとワインのお店です。連日、仕事帰りの方やカップルなどが訪れ、週末は女性客でにぎわうことも多いそう。自慢の炭火焼きには、契約農家から仕入れた野菜や鮮度の良い鶏など、こだわり素材を使用。香ばしくてジューシーな鶏の炭火焼きは、余分な脂を落としているから後味もサッパリしています。

  • 店主の経験と技で焼き上げる

    店主の経験と技で焼き上げる
    山科なすの炭火焼きメニュー

    山科なすの炭火焼きメニュー

    こちらで2019年から提供するのは、山科なすを使った炭火焼きメニュー。山科エリアの農園で育った山科なすを食べた店主が、その美味しさに惚れ込んでメニューに取り入れることになったのだとか。やわらかな肉質と皮の薄さを最大限ひきだす焼き上げで、他のなすにはないとろける食感は、やみつきになること間違いなし!7月~8月の季節限定で、仕入れがあった日のみに提供予定。事前に問い合わせをするのがおすすめです。

  • 白ワインと合わせるのがおすすめ

    白ワインと合わせるのがおすすめ
    とろけるチーズと山科なすのグリル

    とろけるチーズと山科なすのグリル

    「山科なすの炭火焼き 生ハム添え」650円(税込)は、前菜にぴったりのメニュー。火入れした山科なすに24ヶ月熟成したイタリア産の生ハムを添えた一品で、トロリとした山科なすと、ふわっとした食感&上品な塩味の生ハムが相性抜群です!また、「山科なすとプロボローネチーズのグリル」800円(税込)は、白ワインに合わせていただきたい逸品。炭火焼きの山科なすとトマト、そしてあぶったチーズが見事にマッチした、ワインが進むメニューです。

グリルバード 店舗情報

グリルバード

住所 京都市山科区安朱桟敷町23 ラクトA棟地下2階1204号室
TEL 075-582-5033
営業時間 17:30~24:00(LO 23:00)※不定期でランチ営業12:00~15:00(LO 14:00)、ランチSET売り切れ次第終了
定休日 日曜
席数 18席
HP http://www.grilled-birds.com/

カフェ×ダイニング クリストファーロビン

手作りランチで地元の旬野菜を味わう

  • 子ども連れのお母さんも安心

    子ども連れのお母さんも安心
    ゆったり過ごせるアットホームな雰囲気

    ゆったり過ごせるアットホームな雰囲気

    2016年に店主の地元である山科にオープンした「カフェ×ダイニング クリストファーロビン」。8:00~22:00の通し営業で、モーニング、ランチ、カフェ、ディナーと使い勝手抜群のお店です。ナチュラルな雰囲気で居心地がよく、つい長居してしまう人も多いそうですが、今年の3月には、さらにゆったり過ごせそうなソファ席が増えたばかり。ソファ席は靴を脱いで上がるスタイルで、小さい子ども連れのお客様も安心して利用できます。

  • 種類豊富なランチが大人気!

    種類豊富なランチが大人気!
    野菜たっぷりでボリュームも大満足

    野菜たっぷりでボリュームも大満足

    おすすめはパスタやガレットのランチセット。もちっとした食感の生パスタを使用する「生パスタランチ」1,058円(税込)は、数種類から選べるパスタに、手作りキッシュやサラダを盛り合わせた前菜、スープ、飲み物が付く充実の内容。パスタも前菜もみずみずしい旬の野菜がたっぷりで、6月~9月頃には山科なすを使ったパスタが登場することもあるそう。水分が多くやわらかい山科なすは、加熱するとソースをよく吸って、とろけるような食感が楽しめます。

  • ケースに並ぶ充実の手作りデザート

    ケースに並ぶ充実の手作りデザート
    いろんな味を楽しめる小さめサイズ

    いろんな味を楽しめる小さめサイズ

    素材や手作りにこだわるこちらのお店では、もちろんスイーツもすべて手作り。ショーケースには、ケーキやプリン、クレープなど、8~10種類の手作りスイーツがずらりと並んでいます。どれもサイズが小さめで、ランチにセットできる「自家製ドルチェ」324円(税込)は、ケースから好きなものを3種類選べるうれしいスタイルです。このほか、玉子や牛乳に24時間漬け込んだ「プレミアムフレンチトースト」918円(税込)も、プリンのようなとろける食感がおすすめの一品です。

カフェ×ダイニング クリストファーロビン 店舗情報

カフェ×ダイニング クリストファーロビン

住所 京都市山科区御陵大津畑町13 メゾンドリビエール105
TEL 075-634-8925
営業時間 8:00~22:00
定休日 火曜
席数 60席
HP https://r.gnavi.co.jp/2e1ykhw20000/

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山科立ち寄りスポット

  • ローヌ洋菓子店

    1968年創業の老舗洋菓子店。オーナーの亀丸秀之さんは、ドイツとオーストリアで国家マイスターを取得した洋菓子のスペシャリストです。こちらを訪ねたら、ほろっとした口どけの「山科なすびサブレ」120円(税込)をチェックしてください。お店で人気のサブレに、チップ状の山科なすを練り込んだ一品で、山科なすを使って地元山科を盛り上げようとオーナー自ら考案されたそう。なす型のフォルムもかわいい、山科のお土産にぴったりの逸品です。

    ローヌ洋菓子店

    スポット情報

    ローヌ洋菓子店

    住所 京都市山科区御陵中内町4-4
    TEL 075-591-1111
    営業時間 9:00~19:00※2Fカフェは、10:00~17:30(LO 17:00)
    定休日 火曜
    席数 約20席(カフェ)
    HP http://www.swiss-rhone.com/home.html

山科エリアへのアクセス

電車 京都駅からJR湖西線または琵琶湖線で5分、山科駅下車
京都駅から国道1号線を経由して約20分