シャインマスカット

近年、人気沸騰中の「シャインマスカット」は、親が「安芸津21号」と「白南」で、平成18年に品種登録されたぶどうです。安芸津21号は「スチューベン」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の交配種。また白南は「カッタ・クルガン」×「甲斐路」で、おいしいぶどうの良い部分をしっかり継承した、次世代ぶどうです。
基本的に種がなく、皮ごと食べられるというのも大きな特徴で、料理への活用もしやすい品種です。ケーキやタルトなどにもよく使われます。

マスカットオブアレキサンドリア

エメラルドグリーンが美しい、マスカット・オブ・アレキサンドリア。一般的には「マスカット」と呼ばれますが、生産者をはじめとする関係者の方々からは、親しみを込めて「アレキ」と呼ばれています。
エジプトが原産の「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は、透き通った宝石のようなエメラルドグリーン、芳醇な味と香り、甘すぎず爽やかな甘酸っぱさと、姿・香り・味のすべてにおいて気品があり、 クレオパトラも食べたと言われていることから「果物の女王」とも呼ばれています。

ピオーネ

昭和32年井川秀雄（静岡県伊豆長岡町）が巨峰を母、カノンホール・マスカットを父として交配し育成したもの。昭和46年にパイオニアと命名されたが、昭和48年にピオーネ（イタリア語で開拓者の意味）と改名し、種苗登録されました。
ポリフェノールが多く含まれ、大粒で、種がなく濃厚な味と酸味もあり、絶妙なバランスのとれた黒葡萄です。巨峰より粒が大きく、肉質は締まったのが特徴で、果色は巨峰より濃い真黒色で光沢があり、白粉の乗りが良好です。

黄ニラ

甘い香りと独特の風味を持つ、味わい深い岡山の黄ニラ。黄ニラ栽培は岡山県が発祥といわれ、明治時代初期から栽培される、歴史がある野菜です。
光を遮って育てる「遮光栽培」という独特のつくり方をしているため、ニラの持つ甘さに加え、生でも食べられるほど繊維が柔らかく、シャキシャキとした独特の触感が生まれます。調理方法はさまざまで、中華料理を始め、鍋やお浸し、味噌汁、薬味などでも活躍します。調理のポイントは、生でも食べられる黄ニラの柔らかい食感を損なわないよう、仕上げにさっと調理するのがポイントです。

パクチー

もともと黄ニラの連作障害の対策として栽培が始められた岡山のパクチーは、独特の苦味と香りを日本人の舌に合う品種を選び、マイルドに仕立てており、「岡パク」の名称で親しまれています。東南アジアの料理によく使われるパクチーの中から、日本人の嗜好に合う種を栽培しています。
パクチーには、ビタミンB1、B2、C、 Eと、体内でビタミンAに変わる、β（ベータ）カロテンが豊富に含まれています。水溶性のビタミンCを効率よく摂取するために加熱せずに生で食べるのがおすすめです。

レンコン

蓮根の栽培に適した「晴れの国岡山」の最高の環境から、とびきりの蓮根をお届けしています。
この地は、温暖な気候かつ豊富な水源にも恵まれ、微かな塩が今でも残る栄養豊富な干拓地の田んぼです。水の中ですくすく育った蓮根は、スタッフが１本ずつ丁寧に心を込めて手掘りで収穫し、鮮度を保ったまま出荷しています。青梨のような爽やかな香りと、瑞々しく肉厚で果肉が真っ白な歯切れのよさ、ほっこりするうま味を感じていただけます。私たちの蓮根を、是非お楽しみください。

千両なす

千両なすは岡山県の特産品として、その品質と味わいが高く評価されています。このなすは、皮が淡い紫色で、肉厚でしっとりとした食感が特徴です。特にその甘みと旨味のバランスが絶妙で、煮物や焼き物にすると、素材の味を引き立て、深いコクと豊かな風味を楽しむことができます。岡山の温暖な気候と豊かな土壌で育まれた千両なすは、他のなすとは一線を画し、鮮やかな見た目とともに、食卓に華やかさを添えます。家庭料理から高級料理まで幅広く活用できる、岡山自慢の逸品です。

牧石ネギ

岡山市牧石地区で約30年にわたって栽培されている青ネギ。旭川流域に位置する牧石地区は、旭川が運んできた土砂が堆積してできた土地で、地下を伏流水が流れ、井戸を掘れば飲料用としても使用されるほど澄んだ「水」がネギ栽培に使用されています。また、土はネギ栽培に適した「砂地」で、水はけがよく、ミネラル分を豊富に含んでいるため「味が濃く、風味豊かなネギ」栽培が可能となります。
選果作業を怠らず、いいものだけを出していく。この思いが、牧石ブランドを支え、令和元年度には地域団体商標を取得しています。

ヨーグルト

建部ヨーグルトは、たけべの美しい自然と水、空気で育ったホルスタイン牛の生乳を100％使った無添加ヨーグルトです。
しぼりたての建部町内産の牛乳を100％使用し、凝固剤や酸化防止剤、香料等の添加物を一切加えずに作る無添加ヨーグルト。独自の乳酸菌とプロバイオティクスビフィズス菌を使用していますので、おいしさが長持ちします。自然のめぐみをそのまま、飽きのこないさらりとしたのどごし、すっきりしたさわやかな味わいのヨーグルトの風味を、ぜひお楽しみください。

白桃

桃の原産地は中国と言われ、岡山県では明治の初めに『白桃』が品種改良によって誕生し、そこから本格的な栽培がスタート。瀬戸内の穏やかな気候に恵まれ、現在では桃の代表的な産地となっています。「白桃」や「清水白桃」を始めとした栽培の主流となっている品種の大半は岡山県がルーツとなっています。
出荷シーズンは6月～8月ですが、本フェアでは、伝統のある岡山県の白桃をもぎたてに近い味でお届けできるよう、新鮮な桃を一番美味しい状態でシラップ漬けにしたものを使用しています。