ヤマサ昆布ぽん酢おすすめメニュー

昆布の旨味が一歩前に出て、酸味、塩味のバランスがとても上品に
仕上がっているぽん酢なので、食材を生かす最高の名脇役になると思います。
また、その旨味とバランスの良い酸味を利用して、調味料としても使えます。
一度試していただければ、その旨味、美味しさを感じていただけると思います。

割烹「九助」料亭「一の家」銀座「むらき」他で修行。
関西割烹「二番館」で料理長を務め、新規店プロデュース料理開発を手掛ける。
現在赤坂「ひかわ」料理長。

昆布の旨味が効いていて、手軽な万能調味料として使いこなせるヤマサ「昆布ぽん酢」。
今回は、忘年会を意識した冬メニューということで、すぐにいくつもの鍋料理、煮物やあえ物などを
思いつきました。さらには、和食らしいおもてなしのストーリーが描けるメニューにすれば
忘年会のお客様に、美味しさにプラスαの喜びや魅力を感じていただけると思い、
いくつもの施策した中から、次の2つのメニューをご紹介したいとおもいます。

五色の彩りとろみ鍋

最後までお鍋を美味しくきれいに楽しみたい！野菜もたっぷり食べたい！でもボリュームもほしい！
そんないろいろなお客様のニーズにこたえるお鍋メニューがこのとろみ鍋。片栗粉のとろみでさめにくく、とろみのある煮汁が野菜を
沈めないので、最後まで見た目もきれい！〆にはごはんにとろみ汁をかけたあんかけとろみごはんが新しい！片栗粉には食欲増進、
消化吸収を高める効果があるとされお客様想いの身体も心も満たされる一品となっています。

材料

出汁: 5合

　 -ヤマサ昆布ぽん酢: 1合

　 -味醂: 0.5合

牛肉(片栗粉をまぶす）: 120g

胡麻、刻み葱

大根人参白菜

水菜椎茸黄ニラ長葱

: 大根、人参はさっと湯がいて、
それぞれを同じ大きさに
切りそろえる。

: 牛肉は細切りにして片栗粉をまぶし
皿に盛ったら上から白ごまと刻んだ
青ねぎを散らしておく。

: 出汁がわいた所で野菜を入れ、
少し炊いてから、牛肉を一気に
入れ箸で軽くほぐし混ぜる。

: 軽く牛肉に火が通ったら火を止める。

お凌ぎ昆布ぽん酢の手まり寿司

懐石料理のコースには、「お凌ぎ」という料理がある。
2品目あるいは３品目にお出しするもので、“空腹をしのぐ”意味があり、一口サイズの寿司や飯蒸し、蕎麦やうどんを出すところも。
これには、空腹でお酒を召し上がって、酔いが早くならないように。お酒もお料理も最後まで美味しく楽しんでいただけるように。
といったお客さまを気遣う心が込められている。飲み放題も多い忘年会コースで、「お凌ぎを召し上がって、お酒をさらにおいしく
飲んでください」と一言添えてこのメニューを提供されれば、お客様にお店のおもてなしの心を印象付けられるのではないでしょうか。

材料

炊きたてご飯: 250g

　 -ヤマサ昆布ぽん酢: 30cc

　 -砂糖: 5g

マグロ：わさびおろし

白身：柚子胡椒おろし

焼きしいたけ：染めおろし

ぽん酢味噌

　 -白味噌: 50g

　 -ぽん酢: 30cc

　 -砂糖: 5g

: 炊きたてのご飯に、
ヤマサ昆布ぽん酢と砂糖を合わせる。

: マグロとわさびおろし、白身魚と
柚子胡椒おろし、焼きしいたけに
染めおろしをそれぞれのせる。

: 輪切りにして焼いたねぎに、
ぽん酢味噌を添える。

暑い夏は、食欲が減り、さっぱりしたものが好まれます。
和食でも、ぽん酢や三杯酢や土佐酢など酢を多く使う時期です。昆布ぽん酢の良さである昆布の旨味を利用し、調味料として使用したり、一手間加えるぽん酢のカスタマイズを、お薦めします。
甘みや辛味を合わせたり少量の林檎ジュースを加えて、爽やかな甘み、軽さを出したり、
みかんジュースを加えて柑橘感を出したり、夏の煮物には調味料として使用し、
酸味が程よい煮物に仕上げるのも良いかと思います。
従来のかける、つけるの他にも、煮る、焼くなどなど昆布の旨味を利用して
幅広いお料理に使うことができます。

ヤマサ昆布ぽん酢角煮