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コンブチャとは、紅茶に菌や酵母、砂糖を加えて作られた発酵飲料。名称から昆布茶と勘違いされがちだが無関係である。
少し酸味のある味わいで、水や炭酸、牛乳で割って飲むのが一般的。発祥はモンゴルといわれていて、日本では1970年代に「紅茶キノコ」として流行したことがある。アメリカなどの海外セレブやモデルが美容のために愛飲していることからSNSなどで話題になり、デトックス効果や代謝アップを期待する美容意識の高い女性の間でトレンドとなっている。

ハスカップとは、北海道の特産で、低木になる黒紫色の小さな果実。アイヌ語で「枝の先になるもの」を意味する。
古来よりアイヌ民族の間で「不老長寿の実」と呼ばれ、アントシアニンやビタミンＣを豊富に含み、抗酸化・抗糖化作用があるともいわれている。
皮が薄く繊細で傷みが早い性質から生の果実の流通はほどんどないが、ジャムやケーキ、塩漬けなど様々な料理に活用されている。名産地である北海道厚真町では、ハスカップでの町おこしや震災復興に力を入れている。

イノシシ肉とは、イノシシの食用肉のことで「牡丹肉」とも呼ばれる。
赤身と脂身がはっきり分かれているのが特徴で、高たんぱく低カロリーでビタミンＢ群が豊富な点も魅力。
日本では牡丹鍋が有名だが、ワインと合わせるなどフレンチとしての食べ方も増えており、ジビエブームの兆しを見せている。昨今問題として取り上げられる鳥獣被害を減少させる“オルタナフード”としても注目されており、2019年の干支が亥ということも後押しして話題になっている。

ごぼ天うどんとは、うどんの上にごぼうの天ぷらがのった福岡のご当地グルメ。
福岡ではうどんチェーン店や食堂など多くの飲食店で取り扱われている定番メニュー。
うどんの麺は「やわ麺」と呼ばれる柔らかくコシがない食感が特徴で、出汁はアゴやいりこ等の魚介や昆布を使った甘めの醤油ベースの優しい風味。
福岡以外ではまだあまり有名ではないが、テレビではたびたび紹介されており、2019年2月にはカップ麺が全国発売されたことから、知名度が広まってきている。

エゴマ油とは、シソ科の一年草のエゴマという植物の種子から搾取された油のこと。
体内で合成できない必須脂肪酸である、オメガ3系のα－リノレン酸を多く含んでいる。
酸化しやすく熱に弱いため、高温や長時間の加熱調理には向かず、栄養価を効率的に摂り入れるにはドレッシングやマリネなどが適している。
2018年11月にテレビ番組でその効能について取り上げられると、スーパーやネット通販で一時在庫が品薄になるほど話題になり、注目を集めている。