point

ピデとは、トルコで食べられている舟の形をしたピザのようなパン。表面はパリッと香ばしく、中はもっちりしていて、シンプルな食感と味わい。
イタリアのピザの起源とも言われていて、ひき肉やチーズ、ホウレンソウなどの野菜や卵など、様々な具材をトッピングして焼き上げる。舟の形以外に具がのっていない丸い形のものもある。
イスラム教徒が大多数を占めるトルコでは、断食期間であるラマダン明けの時期だけに店頭に並ぶラマダンピデというものも存在する。

コムガーとは、ベトナムでは定番となっている鶏の炊き込みご飯。「コム」はご飯、「ガー」は鶏を意味する。
シンガポールの海南鶏飯やタイのカオマンガイとも似ている。ベトナム国内でも地方によってスタイルが若干異なり、コムガーが有名なベトナムの古都ホイアンでは、鶏出汁とターメリックで炊いた黄色いご飯に、茹でた鶏肉や玉ねぎ、フレッシュハーブをたっぷりとのせ、ライムで味付けして食べる。日本でもベトナム料理専門店などで食べることができる。

しそジュースとは赤紫蘇が原料のジュース。クエン酸やお酢を加えることで作られる鮮やかなピンク色が特徴。
赤紫蘇の旬の時期である6～7月頃に、自家製梅干し作りで余った赤紫蘇を活用するためのレシピとして一部で話題になり、メディアでもたびたび取り上げられるようになった。 炭酸やお酒で割ったり、シロップとして使ったりと用途も様々。さっぱりとした味わいと華やかな色合い、長期保存も可能なことから、夏バテ対策の常備メニューとして注目を集めている。

ハロハロとはフィリピンの定番スイーツ。「ハロ」はタガログ語で混ぜるを意味する。
ウベという紫色の芋を使ったアイスが特徴的で、他にレチェフランと呼ばれるフィリピン式の濃厚なカスタードプリン、かき氷、季節のフルーツ、豆やイモ類の甘煮、カラフルに色付けしたゼリー・ナタデココ・タピオカなど、バリエーション豊かなトッピングも魅力のひとつ。フィリピンではファストフードなどのチェーン店でも提供され、国民的スイーツとして定着している。