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チムチュム鍋とは、タイ東北部イサーン地方の料理。「チム」はタレにつける、「チュム」はさっと浸すを意味する。
ナンプラー・レモングラス・コブミカンの葉・ナンキョウなどを素焼きの土鍋に入れて煮込んだスープに、白菜・空心菜・春雨・スイートバジル、豚肉やホルモン・魚介類などの具材をお好みで入れ、にんにくと唐辛子がベースのタレをつけて食べる。
日本ではタイ料理専門店で提供されたり、大手輸入食品店で鍋の素が販売されたりと少しずつ知名度を上げている。

シカゴピザとは、深い器状の生地の中に、濃厚なチーズがたっぷり入っている料理。別名ディープディッシュピザ。
1940年代にシカゴのレストランで生まれたといわれ、現地ではB級ご当地グルメのような感覚で親しまれている。
生地から溢れ出るチーズは「チーズの洪水」といわれるほどムービージェニックで、日本では2019年春頃から取扱店が急増、メディアでもたびたび取り上げられ、注目を集めはじめている。

ホットクとは、韓国で定番のおやつ。おやきのような形状で、小麦粉やもち粉を使った生地の中に、黒砂糖やシナモン・ナッツ類が入る甘い味付け。
「ホッ」は中国を表す胡、「トク」は餅を意味する。主に秋から冬にかけ屋台などで売られていて、ホットクヌルゲという棒で平たく押し固めるように鉄板で焼いて作る。
韓国ではホットクミックスも販売されており、家庭でも気軽に作ることができる。日本では新大久保などのコリアンタウンで焼きたてが食べられる。

オミジャ茶とは、チョウセンゴミシという赤い果実が原料の韓国の伝統的な漢方茶。
漢字では「五味子茶」と表記し、酸味・苦味・甘味・辛味・塩味の5つの味を持っていて、体調によって感じる味が変化することで、その日の体調がわかるという不思議なお茶。
冷やしたオミジャ茶に砂糖や蜂蜜を入れて甘くし、花の形にカットしたスイカや梨・松の実を浮かべた「オミジャファチェ(五味子花菜)」も夏のドリンクとして本場韓国では親しまれている。