ぐるなびに登録する飲食店では
「しびれ」をメニューに登録する店舗数はここ1年で2倍、
「花椒」はここ1年で2.2倍にも!
「マー活」「しび活」といった造語も生まれ、麻婆豆腐など
しびれ料理を堪能する活動が注目されたり、
食品メーカーでもしびれを取り入れた商品が続々と発売。
また、国内産の山椒の収穫量、出荷量も年々増加していることもあり、
2018年のトレンド鍋に選ばれています。
本グランプリは
全国の飲食店から
エントリーされる
「しびれ鍋」の中から、
皆さんの投票と審査員による
審査をもとに、
全国No.1のしびれ鍋グランプリを
決める企画です!
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四川省公認の四川料理の
専門家・麻辣連盟総裁中川 正道 氏
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食通の厳選グルメマガジン
「メシコレ」キュレーターアイチー(愛吃) 氏
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おとなの週末 編集長
門脇 宏 氏
みなさんの投票数と審査員評価をもとに、
グランプリが決定いたしました!
たくさんのご投票、ありがとうございました!
グランプリ審査基準
- しびれる見た目
- しびれるこだわり
- しびれる熱意
愛媛県松山市 麺酒場 かもがわ 海鮮 酸辣(サンラー)ちゃんぽん鍋
ガツンとした辛味と痺れを調和させる旨味のブレンド酢(黒酢、米酢、紹興酒 等)
独自の豆板醤ドレッシング(少し酢が入ってます)を別にドレッシング容器でお出しし、自分好みの辛さまで挑戦できるシステム。(メニュー表示に説明あり)
ちゃんぽん野菜、愛媛の鯛の頭、エビ、豚バラ、牡蠣、鶏つみれ、イカゲソ、水餃子、豆腐、もやし、等
太麺のモチモチプリプリちゃんぽん麺を投入。麺の小麦の香りがスープに絡みます。
追い山椒、すりゴマ、黒豆板醤、辣油、溶き卵、もみ海苔
スープは(鶏ガラ、豚ガラ、香味野菜)を4時間かけて煮出した動物系スープと(愛媛の鯛のアラ、頭から煮出した出し汁)を合わせたWスープ 辛味は、豆板醤、山椒、花山椒、黒豆板醤、辣油。具材を炒めるラード、風味のすり胡麻。決め手は、(黒酢、米酢、紹興酒)を独自にブレンドした酢です。 そのスープに生卵を流し込み、もみ海苔を溶かしこんだのが完成系です。色は薄い茶褐色ですが、豆板醤の辛味と山椒の痺れがガツンとあり、それを酢と溶き卵でまろやかに調和したスープです。
静岡県静岡市 TW BRUNCH Cafe& Bar ココナッツミルクと豆乳のしびれ鍋
静岡県産の実山椒を使っていること。また、薬味に生産量日本一 静岡県産パクチーを使い、具材となる白菜、ニラ、もやし、豆腐に至るまで静岡食材で作り上げています。
静岡県は、479品目の食材が生産されており、その数は日本トップクラス。食材岡の魅力が詰まった鍋。さらに馴染みのない山椒を栽培していることを知っていただくきっかけになる鍋。今回のしびれのトレンドをきっかけに新しい静岡のご当地鍋になれば...という思い、こだわりで作りました。
なし
静岡県産実山椒、静岡県産パクチー、静岡県産もやし、静岡県産白菜、静岡県産ニラ、静岡県産豆腐、挽肉、豚バラ肉、海老、トマト、チーズ
チーズとカオマンガイで使用している鶏の油で炒めてから鶏がらスープで炊いているジャスミンライスを入れてリゾットを作ります。
トッピングは、鍋の途中で静岡県産のパクチーやトマトを追加し味変を行えます。また、トマトが溶け込んだマイルドなスープに、チーズを大量に入れて〆のリゾットを作ります。他には、お餅やフォーで使用している新潟県産の米粉の生麺を入れることができます。
当店の一番人気のメニュー「ココナッツミルクの辛いフォー」のスープをオマージュして、アジア・エスニック風のしびれ鍋を考案しました。鶏ガラをベースにココナッツミルク、豆乳をブレンドしたエスニック感溢れる旨辛スープ。辛味には、静岡県産の実山椒をはじめとした、花椒などのアジアのスパイスを独自に調合し、マイルドで深みのある辛味を引き立てています。
- 店舗の受賞コメント
- この度は、大変素敵な賞をありがとうございます。私達は「食材王国 静岡」の魅力あふれる静岡食材の素晴らしさを伝えるために、様々なメニュー開発に取り組んでまいりました。今回の「ココナッツミルクと豆乳のしびれ鍋」も、静岡の実山椒や野菜、豆腐などふんだんに使用しました。これを機に、より一層「食材王国 静岡」の魅力がより多くの方に伝われば幸いです。
- 選定理由
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[中川 正道 氏]静岡愛を感じるエスニックしびれ鍋。しびれというと花椒をイメージするが古来から親しまれている和山椒のしびれも美味。ベトナム料理のフォーをベースに静岡産の山椒、食材をふんだんに使い、新しい料理の可能性を感じた一品。
[アイチー(愛吃) 氏]人気メニュー「フォー」のスープから発展した鍋に、しびれ要素の花椒・実山椒をはじめ豊富に取り入れた地元静岡産食材。ココナッツミルクと豆乳なのに、しびれや旨辛味。組み合わせの多国籍感や意外性が興味を誘う。
[門脇 宏 氏]静岡産実山椒や静岡産パクチーを使用するなど、静岡愛に満ちた姿勢に心を打たれました。マイルドな旨辛スープと山椒のしびれが加わった味わいはバランス的にも秀逸で、老若男女問わず、誰もが楽しめる鍋だと思います。
東京都中央区銀座 酒菜庵 ちゃぼうず 麻辣 しびれ牛もつ鍋
麻と辣はもちろん、香も大事な要素。和の食材と薬膳を組み合わせて最後の一滴まで飽きの来ないスープに仕上げました。
辛いのが苦手な方や、アレンジには松の実で作った自家製芝麻醤でお召し上がりいただけます。
鹿児島県産 黒牛の牛もつ、キャベツ、もやし、ネギ、豆富
オススメは細麺の中華麺でスープを余すことなく。
八角、棗、桂皮、五香粉、クコの実、陳皮
牛すじで出汁をとったコクのあるスープに、醤油ベースの味わい。甜面醤のかわりに八丁味噌を効かせたオリジナルの和風味に花椒と唐辛子だけでなく、八角、棗、桂皮、五香粉、クコの実、陳皮などのスパイスを効かせた自慢のスープです。
- 店舗の受賞コメント
- 当店「麻辣しびれ牛もつ鍋」は、四川料理の水煮牛肉をベースに当店得意の牛節煮込みに赤だし、花山椒と薬膳スパイスを加え和食にアレンジしました。牛だし、鶏ガラだしのスープでうまみを引き出しどなたでも召し上がれるように自家製芝麻醤で元の味より優しくしたり激辛辣油で辛味をお客様の好みに合わせるようにし、味の変化を楽しんでもらえる、当店自慢の料理の旨さと自慢のホスピタリティーを融合した楽しいお鍋になったと思う。
- 選定理由
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[中川 正道 氏]スパイスというとエスニックをイメージするがエスニックで使用するほとんどのスパイスを中国料理でも使う。中国スパイスと松の実ペーストのコク、和の要素と中国の味がおりなす新しい味覚にしびれること間違いなし。
[アイチー(愛吃) 氏]「和と中華の融合」にこだわり、和の面では甜麵醬の代わりに八丁味噌を効かせ、中華の面では豊富な漢方食材を活かし香りを大切にしたオリジナリティ溢れる鍋。コクのプラス要素、松の実で作った自家製タレも魅力的。
[門脇 宏 氏]見た目のインパクトもさることながら、八角や棗、陳皮など、中国調味料を使用して香りを重視している点を評価。松の実から作られる芝麻醤も◎。辛くて、しびれて、しかも身体に効く、オトナ味のしびれ鍋。
特別審査員の鈴木亜美さんにも、
お気に入りのしびれ鍋を選出いただきました!
茨城県水戸市 維新 やみつき鮟鱇しびれ鍋
茨城で作られた山椒、赤唐辛子のしびれに茨城の郷土料理である味噌ピーナッツ、あん肝を引いて作った特製だれ。
辛味やしびれが苦手な方でも、昆布と干し貝柱のだしに豆乳を合わせることで子供から大人まで食べられるように工夫しました。
生卵ですき焼き風に食べると辛味としびれを緩和させます。
鮟鱇、白菜、長ネギ、ぶなしめじ、サツマイモ、柚子等
野菜の甘味、特に茨城で作るサツマイモが溶け出しとろとろになった汁にうどんを絡めてお召し上がりください。
春菊のみじん切りと白ゴマのすりつぶしをトッピング、柚子の香りで食欲をそそります。
昆布と干し貝柱からとる出汁に茨城特産の味噌ピーナッツとあん肝をすりおろした味噌スープ。豆板醤とニンニク、茨城県産の赤トウガラシを利かせることで魚特有の生臭さを消した辛味とコクのあるスープ。
- 店舗の受賞コメント
- 当店は茨城の魅力を全国、各国からお越し頂いたお客様に茨城の食の魅力を伝えるべく茨城県産の食材を使ってお客様をお迎えしております。本鍋に関しても山椒はもちろん鮟鱇、味噌ピーナッツ等茨城郷土料理、サツマイモ、白菜等すべての材料を水戸そして茨城県産の食材を使った鍋となっております。この賞を機会にますます多くのお客様に茨城の魅力を感じて頂ける様、努めてまいります。この度は貴重な賞を頂き心から感謝申し上げます。
- 選定理由
- 和風出汁をベースに豆板醤やニンニクといった中華風が加わり、そこにあん肝や豆乳、春菊という斬新な発想にまず驚きます。卵をつけて食べる楽しみもあり、最後の最後までワクワクする一品です。そして、茨城の特産品をたっぷりと使い、地元愛もつまっています。大切に考えられ、作られた痺れ鍋だと思いました!
- 選定理由
- 特に花椒の使い方で、選出いたしました。
- 協賛企業
- 小林製薬株式会社
- 選定理由
- スタミナがたっぷりつきそうなしびれ鍋を選出いたしました。
審査員の総評コメント
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四川省公認の四川料理の専門家・
麻辣連盟総裁 中川 正道 氏 - 総評コメント 四川料理には第六の味覚としてしびれる=麻(マー)があります。四川の味覚の定番は麻辣、しびれて辛い。ぼくら麻辣連盟の中では昨年は麻辣元年、2019年は麻辣革命の年と位置づけています。しびれグランプリでは中華だけではなく、居酒屋、洋食、エスニック様々なお店が応募されていることに驚きました。新しい味覚を新しい感性で表現する。食の世界はこれからも発展し、ぼくら消費者を楽しませてくれる。まさに口福ですね!
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食通の厳選グルメマガジン
「メシコレ」キュレーター アイチー(愛吃) 氏 - 総評コメント 「しびれ鍋」と聞き中華好きがまず思い浮かぶのは、四川料理の「麻辣(マーラー)」痺れと辣さ。圧倒的に中華料理店が多いのであろうと思いきや、実際は中華料理店以外の様々なジャンルのお店のチャレンジが多く意外だった。が、それぞれが自店の個性を活かしつつ、花椒を取り入れるなど麻辣にこだわった数々の逸品が生まれたことは、新たな美味と共にしびれ鍋を囲む愉しい時間が日本中に創出されたことも意味し、非常に意義深い。
- おとなの週末 編集長 門脇 宏 氏
- 総評コメント 「おとなの週末」も注目しているしびれ鍋。今回のグランプリの選考で重視したのは、「辛いだけ」「しびれるだけ」ではなく、食材やスープの旨み、香りとどれだけ調和がとれているかという点です。個人的に、そのあたりの調和がとれた作品を評価させていただきました。また、徹底的に地元食材にこだわっていたり、長年愛されてきたメニューをベースにするなど、店主の皆さんの情熱が宿った鍋が予想以上に多かったのはうれしい驚きでした。
[アイチー(愛吃) 氏]前身のちゃんぽん食堂より受け継いだスープから生まれた名物、独自ブレンド酢が活きた酸辣ちゃんぽんスープ。それに地元の鯛を融合させた進化鍋。淡白そうな外観と裏腹に痺れや辛味を味わえるギャップも楽しい要素。
[門脇 宏 氏]店の名物である酸辣ちゃんぽんと愛媛の鯛を使ったオリジナル性を評価。「麻」と「辣」を際立たせたWスープに、独自ブレンドの酢と溶き卵を加えてまろやかさを出すのもいい。2代目店主の情熱が詰まった鍋です。