食材を有機(オーガニック)にすると、徐々に、
食以外のものも有機(オーガニック)やナチュラルなものに
切り替えたくなってきます。
身体や肌が、自然なものの心地良さに目覚めるのかもしれません。
「有機(オーガニック)」を謳う商品は、
食材だけでなく、化粧品・衣類・雑貨小物・住まいなど、
さまざまなジャンルで続々と登場しています。(※)
薬や化学物質に頼らず、少しでも身体や肌に優しい生活をと望む人たちが
増えている証しだと言えるでしょう。
食べものや、暮らしに必要なものを選ぶとき、
その背景にある生産の過程や、作り手の思いについて考えること。
いつも自然を近くに感じて暮らすこと。
自分と、自分の大切な人が、すこやかであるように願うこと。
有機的(オーガニック)な暮らし方・生き方というのは
そういうもののような気がします。
しっかりとアンテナを立てて情報収集し、
安心・安全なものを自ら選びとることが、心ある生産者やメーカーを支え、
より心地よい未来を手にすることにもつながります。
※現在の日本では、有機基準(有機JAS規格)が制定されているのは、「有機農産物」「有機加工食品」「有機畜産物」「有機飼料」の4品目のみです。これ以外の品目については、まだ国の基準がないため、表示に関しても法律による規制がありません。海外のオーガニック認証を得た輸入品や、信頼できる(原材料や製法の安全性が確認できる)生産者やメーカーのもの等を選ぶよう気をつけたいものです。
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