韓国で人気のパンの一種。マヌルとは韓国語でニンニクの意味で、切り込みを入れた丸いパンに、たっぷりのガーリックバターと甘みのあるクリームチーズを挟んでいるのが特徴。
甘じょっぱい濃厚な味わいと、罪悪感を感じるほどハイカロリーな点が人気となっている。韓国の屋台やベーカリーでは定番メニューで、人気店には行列ができることもある。
日本での知名度はまだ低いが、2021年5月に人気ベーカリーで期間限定販売されると、「＃マヌルパン」の投稿が急増し大きな話題となった。

醤油ベースの味付けに唐辛子の辛味を効かせた挽き肉のことで、名古屋で親しまれる台湾ラーメンや台湾まぜそばの上にトッピングとして使われる。
名古屋には、老舗台湾料理店の影響で独自にアレンジされた台湾料理が多くあり、ご当地グルメとして人気が高まっている。台湾ミンチもそのひとつで、名古屋では瓶詰めで市販もされている。
麺料理以外にもご飯や冷奴、野菜など様々な料理と相性抜群なことから、つくりおきレシピも急増している。

白米の上にハンバーグを乗せた丼メニュー。
近年人気があるのは、釜などで炊いた炊き立てのお米の上に、網で焼いたできたてのハンバーグを乗せ、和風の薬味や生卵と一緒に食べるスタイル。
2020年、東京・吉祥寺にオープンした専門店でのブームを皮切りに専門店が増え、行列の絶えない人気店となっている。
四角いハンバーグやチーズがたっぷり入ったハンバーグなど、進化系ハンバーグを提供する専門店のオープンが目立っている。

ご飯の上に醤油をまぶした鰹節をのせ、さらにその上に海苔をかぶせた弁当のこと。海苔ご飯の上には、白身魚のフライやちくわの磯部揚げなどのおかずが乗っているものが一般的。
昔から親しまれている定番の弁当だが、ここ1年は1,000円以上する海苔弁当が注目されており、専門店も増えている。
老舗鮮魚店が目利きした銀鮭や、冷めてもおいしい会津・白虎米を味わうもの、有明産の希少な一番摘みの海苔を乗せたものなど、各店で趣向を凝らした弁当が販売されていることから、メディアでも特集が組まれ、話題となった。

「外食で食べたい料理」としてコロナ禍でも人気は衰えず、ぐるなびが調査した「2021年上半期に利用した外食」では1位に輝いた。変わりダネ寿司の提供や新業態のオープンなど、寿司の楽しみ方が広がっており、あらためて注目されている。最近オープンした「寿司酒場」がコンセプトのお店では、居酒屋メニューをネタにした、お酒のアテとしても楽しめる進化系寿司を提供して話題を生んだ。また、ある老舗寿司店は、本格的な江戸前寿司を立ち食いの回転寿司で提供することで、気軽さや親しみやすさを演出して人気となっている。