フランス料理のエッセンスを取り入れたラーメンのことで、フレンチ出身のシェフが知識や技法を応用し、新しい一杯を作り出している。
オマール海老やフォン・ド・ヴォー、サーモンの出汁を使ったものやスープがポタージュ状のもの、シメをリゾットで楽しめるものなど、バリエーションも豊富で一皿でフレンチを満喫できることから人気。
日本人の国民食であるラーメンの新たなスタイル、またフレンチを気軽に食べられる手段として、注目されている。

中国陝西省（せんせいしょう）発祥の幅広麺のこと。本来は麺自体のことだが、この麺を使った汁なし麺メニューを指すことが多い。
茹でた麺の上に唐辛子・刻み葱・挽肉・ピーナッツ油・花椒などをかけ、和えて食べるスタイルが一般的。
ビャンビャン麺の表記に使われる漢字は一文字で57画もあり、その画数の多さからSNSでも話題となった。
ここ1～2年でコンビニエンスストアやファミリーレストランで提供されたり、冷凍食品も発売されたりと、徐々に知名度を上げている。

東京では2022年に入り、とんかつを卵でとじずに、そのまま卵の上にのせる「とじないかつ丼」の専門店が増加。ボリューム感がありSNS映えする見た目から、テレビやSNSにも多数取り上げられ、話題を集めている。そのほかお店によって、卵を別添えにしたり、ごはんを卵でとじたりと、さまざまな個性が見られる。
ぐるなびの飲食店取扱指数も、2年前からからじわじわ上昇している。

昨今、社会情勢の変化から小麦などの食料品の価格が高騰している中で、国内で生産され、価格が安定しているという点であらためて注目されている。
また最近では健康志向からグルテンフリー食品への注目が高まっており、米粉を使用した麺やスイーツ、パンも人気。
「低アミロース米」や「スマート米」、「機能性米」など新しいカテゴリも続々と出てきており、お米の消費拡大を促す動きも広がっている。

イギリス・スコットランド発祥の「バノック」と呼ばれるパンが起源とされている。
日本では、アフタヌーンティーの人気が継続している影響もあり、スコーンの人気も全国的に定着してきている。
専門店も多数登場し、フルーツやあんバターを挟んだ進化系スコーンも人気となっている。
またコロナ禍での健康志向ブームから、米粉やオートミールを使用した低糖質スコーンにも注目が集まっている。