日本では生クリームや牛乳入りのものが一般的だが、イタリアでは生クリームを使わず、パスタもショートパスタを使うのが一般的。東京に専門店が複数オープンし、日本の“カルボナーラ” の概念を広げるさまざまなアレンジで一躍注目を浴びている。
カルボナーラの主な材料である卵、チーズ、ベーコン、黒胡椒はさまざまな味付けや食材と合わせやすいことから、
実はアレンジがしやすく、お店ならではの味を出しやすいため、今後提供するお店が増えることも考えられる。

家庭では美味しく作ることが難しいというイメージから、飲食店でプロの味を食べたい、専門店でテイクアウトしたいというニーズが高まり、お店ならではの価値があらためて見直されているメニュー。
天ぷらバルや立ち天ぷらなどの新しいスタイルの業態も登場しており、立ち飲み屋を中心に天ぷらとシャンパンを合わせる“天シャン”など、天ぷらとお酒をカジュアルに、短時間で楽しむスタイルが広まりつつある。

近年の健康志向に伴い、野菜をたっぷり摂ることができる点や具材の彩りの華やかさという点であらためて注目されているメニュー。
日本では焼肉店を中心に昔から提供されているが、韓流ブームなどにより知名度を上げ、最近では焼肉店以外の飲食店や家庭でも食べられるようになっている。フライパンで石焼ビビンバのようにして食べる「フライパンビビンバ」の投稿数がSNSで急増しており、おうちで簡単に本格さを演出できるとして話題になっている。

フルーツをたっぷりのせたスイーツ系のトーストや甘じょっぱい韓国屋台風トーストなど、バラエティに富んだトーストがSNSを賑わせていることから、今後さらなるブームが期待される。
特に、泡立てた卵白を雲に見立てたSNS映え抜群の「エッグインクラウド」はSNS上で6,000件近くも投稿され、投稿数は日々増えている（2021年2月現在）。
高級食パンブームも継続しており、これまで主流だった販売のみのスタイルではなくイートインを始める食パン専門店も増えている。