大原野エリア たけのこを使った逸品料理大原野エリア たけのこを使った逸品料理特集サイトへ戻る

西山の麓、丘陵地帯に開けたエリアにある大原野。京都駅より車で約30分の距離にありながら、自然豊かでのどかな風景が広がっています。桜や紅葉で知られる由緒ある社寺には、多くの観光客も訪れます。また、このエリアは農業が盛んな地としても知られ、豊かな自然が育む野菜や名産品は地域で開催されるマルシェなどで販売されています。

たけのこ

豊かな土壌が育む白くて甘いたけのこ

豊かな土壌が育む白くて甘いたけのこ

京都・洛西一帯で収穫されるたけのこは真っ白でえぐみがなく、通称「白子筍」とも呼ばれています。土の中で育ち、穂先がほとんど出ていない状態で掘り出すため、陽の光をほとんど浴びておらず肌が白いのも特徴的です。食感は、繊維質が細かく、ふんわりと柔らかで刺身としても食べられるほど。たけのこを育てるのに適した、ミネラルや栄養分が高い土壌に加え、通年の農家さんによる手間暇を掛けた手入れがこのおいしさを生み出しているのです。

豊かな土壌が育む白くて甘いたけのこ

たけのこ料理 京都 うお嘉

長きに渡って愛されてきた、伝統のたけのこ料理

  • 140年以上の歴史と伝統を受け継ぐ

    140年以上の歴史と伝統を受け継ぐ
    文化人も愛した、たけのこ料理の名店

    文化人も愛した、たけのこ料理の名店

    明治5年(1872)に大原野で創業した「うお嘉」。大原野は、交通の要所として多くの人が行き交う場所だったため、旅人の休憩場所や宿泊場所として利用されていたのだとか。第2次世界大戦後の食料不足のなか、ほかの食材の代用としてたけのこを多く使用するように。1970年の大阪万博をきっかけに、たけのこ料理の専門店として名が広まり、多くの文化人にも愛され、伝統を受け継ぐたけのこ料理を今も守り続けています。

  • 一度食べると忘れられない!

    一度食べると忘れられない!
    やわらかく甘みの強いたけのこ

    やわらかく甘みの強いたけのこ

    その年の天候や自然環境によって前後しますが、たけのこ料理の提供は3月中旬~5月中旬。たけのこはとても繊細な素材のため、その扱いはもちろん、味付けにも長年の経験や熟練の技が必要とされます。また、京都西山のたけのこは、一般的なたけのこよりも白くてアクが少ないのが特徴。初めて食べた人は、その甘みの強さに驚くこと間違いなしです。春限定のこの味に惹かれて、毎春訪れる人もいるほどです。

  • お造り、焼物、ご飯…充実の全11品!

    お造り、焼物、ご飯…充実の全11品!
    朝堀りたけのこを味わい尽くそう

    朝堀りたけのこを味わい尽くそう

    「うお嘉」のたけのこ料理には、地元のたけのこのみを使用。朝掘りしたものをすぐに下ごしらえし、料理に合わせて選別しています。春のおすすめは、たけのこ尽くしの贅沢な会席10,800円~(税込、サービス料10%)。たけのこ本来の味を楽しめるお造りに、だしがきいた伝統の鏡煮、こうばしい木の芽焼きのほか、締めにはもちろんたけのこご飯が登場します。平日・祝日限定で「たけのこ弁当」5,400円(税込、サービス料10%)も楽しめますので、ぜひチェックしてみてください。(写真はイメージ)

たけのこ料理 京都 うお嘉 店舗情報

たけのこ料理 京都 うお嘉

住所 京都市西京区大原野上里北の町1262
TEL 075-331-0029
定休日 不定休(月曜~木曜の間の平日)
営業時間 11:30~16:00(LO15:00)、17:00~22:00(LO20:00)※夜は予約のみ
席数 13部屋(個室)
HP https://www.kyoto-uoka.co.jp/

京都 畑井

家族で営むたけのこ料理が主役の食事処

  • 所有の山からのみ収穫する

    所有の山からのみ収穫する
    たけのこの力強い味わい

    たけのこの力強い味わい

    善峯寺(よしみねでら)や十輪寺より程近くにある「畑井」は、家族で営む食事処。通年美味しいたけのこ料理が楽しめるため、全国から人々が訪れます。こちらでは自家で所有している竹林の山から掘り起こしたたけのこのみを使用。収穫はシーズン中に一年分行い、すぐ下処理して瓶詰で保存することが安定の美味しさを保つ秘訣。山の手入れや早朝に行う収穫は店主の息子さんが行い、女将さんが料理を担当しています。

  • たけのこづくしのご飯・そばで、

    たけのこづくしのご飯・そばで、
    本来の旨みを味わい尽くす

    本来の旨みを味わい尽くす

    定番は名物の「竹の子ご飯」2,000円(税込)と「竹の子そば」1,500円(税込)。たけのこご飯には数種の「竹の子のたいたん」がたっぷり盛られた別皿に、お吸い物がセット。そばには贅沢な大き目カットのたけのこが乗り、こちらも名物である抹茶と抹茶餅がセットです。また、4月頃から登場する「竹の子づくし」5,000円(税込、要予約)はチェックしておきたい旬の味。こちらは特に品質の良いたけのこを使用しており、木の芽和えや刺身、佃煮、天ぷらなど、たけのこ三昧で贅沢この上ないひとときを堪能できます。

  • 善峯寺へのお参りがてら

    善峯寺へのお参りがてら
    つい欲しくなる甘味

    つい欲しくなる甘味

    お店の場所は、西国第二十番札所・善峯寺(よしみねでら)への参拝途中に立ち寄る人も多い立地。たけのこそばやご飯以外にも、宇治田原産の抹茶とオリジナル抹茶餅は密かなおすすめです。以前は奥さんの実家でもあるお香店から仕入れたお香を焚き、抹茶と甘味で参拝者を持てなすようなお店だったそう。当時のメニューは今もそのまま、店内ではお香や抹茶餅の購入もできます。抹茶餅は抹茶の苦みを残した味わい深い一品で、お土産にも喜ばれるはずです。

京都 畑井 店舗情報

京都 畑井

住所 京都市西京区大原野小塩町331
TEL 075-331-0902
定休日 不定休(4・5・11月は無休)
営業時間 11:00~15:00 ※予約時変更の場合あり
座数 7席

よしみね乃里

新鮮なたけのこを定食や佃煮でお届け

  • お手ごろ価格で大満足の内容!

    お手ごろ価格で大満足の内容!
    産地ならではの充実のたけのこ定食

    産地ならではの充実のたけのこ定食

    善峯寺(よしみねでら)の参拝帰りや、ハイキングの途中に立ち寄る人も多い「よしみね乃里」。新鮮な旬の野菜を使った京漬物や、贈り物にも最適な京佃煮を扱うほか、食事処では春のたけのこや秋の松茸など、季節の味を楽しむことができます。春に訪れるなら、ぜひ味わいたいのが「たけのこのお刺身セット」2,484円(税込)。お刺身でいただけるのは、やわらかくアクが少ない大原野のたけのこだからこそ。この季節ならではの、やわらかいたけのこを味わってください。

  • みずみずしい食感を活かした一品

    みずみずしい食感を活かした一品
    大原野の春の味わいをお土産に

    大原野の春の味わいをお土産に

    たけのこ料理でお腹を満たしたら、帰る前にはもちろんお土産探しを。店内には、たけのこを使った佃煮や、地元の野菜を使った漬物など、オリジナルの加工品がずらりと並んでいます。この季節のおすすめは、たけのこの食感を活かし、やわらかく炊かれた昆布を和えた「よしみねしぐれ」648円(税込)。温かいご飯はもちろん、お酒の肴にもぴったりの一品で、子どもからお年寄りまで、幅広い世代の方に喜んでもらえますよ。ぜひ一度試してみてください。

よしみね乃里 店舗情報

よしみね乃里

住所 京都市西京区大原野小塩町703
TEL 075-331-5521
定休日 火曜(4~6月、10~12月は無休)
営業時間 9:00~17:00、食事処は10:00~17:00(LO16:30)
座数 40席(団体予約席50席あり)
HP http://www.yoshiminenosato.com/

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大原野立ち寄りスポット

  • マルシェ大原野

    大原野に来たら、第1・3土曜の月2回に加えて毎週火曜日に開催されるマルシェへ!朝採れ野菜がそのまま並び、驚くような価格で瑞々しい野菜や果物、また加工食品などが購入できます。春にはもちろん新鮮なたけのこも登場。生産者紹介パネルの展示もあり、顔の見える農家さんより買うことができる安心感も嬉しいですよ。土曜日には、豆腐店や鶏肉専門店など、個性豊かな生産者さんが出店。豊かな大地で育まれた名品が店頭に並びます。

    マルシェ大原野

    スポット情報

    マルシェ大原野

    住所 京都市西京区大原野灰方町179 JA京都中央大原野支店前
    TEL 075-331-0211
    開催日 毎週火曜・毎月第1・第3土曜
    営業時間 9:00~11:30(火曜)
    9:00~12:00(土曜)
    ※売切れ次第終了
    HP http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000204994.html

大原野エリアへのアクセス

電車・バス 阪急河原町駅から阪急京都線で15分、東向日駅下車。
阪急バス「南春日町行き」に乗り換え約20分、南春日町下車
京都駅から国道9号線を経由して約30分