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掲載期間[2017.11.28〜2024.12.31]

【トレンド情報】vol.8 飲み放題の利用事情

【トレンド情報】vol.8 飲み放題の利用事情

これからシーズンが始まる忘年会はもちろん、宴会シーン以外でも利用が最近広がっている“飲み放題”。
消費者の飲み物への嗜好が多様化する中、消費者はどのような事を飲み放題に求めているのでしょうか? 消費者へのアンケートを元に実態を探ります。

宴会利用がメイン。飲む杯数は?

飲み放題がどのように使われているのか調査。また、男女で飲み放題利用の実態は異なるのでしょうか?

飲み放題を注文・利用する外食場面

飲み放題を注文・利用するシーンは「職場・仕事上の宴会」が70.8%と最も多く、次に「プラベートの宴会」が47.6%と続きました。以上の回答から “宴会”での利用が多い事がわかります。

また、男女別の折れ線グラフを見ても、利用傾向に男女差がない結果に。性別問わず、飲み放題は宴会で利用している事が判明しました。

飲み放題で飲む、ドリンクの杯数

飲み放題で飲む杯数の平均は5.4杯。男性では5〜6杯が39.9%と多く、女性は3〜4杯が42.2%と多い結果になりました。

飲み放題の満足度をアップするヒントは?

主に宴会での利用が多いことが分かりましたが、消費者は現状の飲み放題に満足しているのでしょうか?また、求められているドリンクについてもリサーチしました。

飲み放題で満足したと感じる時

  1. 1位 支払いを気にせず飲めた(51.1%)
  2. 2位 自分の好きな飲み物が飲めた(37.8%)
  3. 3位 いろいろな種類、銘柄の飲み物が飲めた(37.6%)

飲み放題での経験

  1. 1位 自分の飲みたい飲み物がない(78.9%)
  2. 2位 飲み放題でない時と比べ、飲みすぎる、悪酔いする(65.6%)
  3. 3位 値段が高そうな飲み物を頼む(57.0%)

※2017年11月 ぐるなび調べ

飲み放題で満足と感じることは、「支払額を気にせずに飲めた」が51.1%で最多。定額で提供している飲み放題ならではの結果になりました。 注目したいのは、2位「自分の好きな飲み物が飲めた」(37.8%)と3位の「いろいろな種類、銘柄の飲み物が飲めた」(37.6%)。 飲み放題での経験で1番声が多かった「自分の飲みたい物がない」(78.9%)からも、飲み放題に対し飲み物のバリエーションが求められていることが分かります。 特に男女20代(男性85.1%、女性90.3%)、女性50代(85.3%)からの意見が多い結果となりました。

それでは、飲み放題ではどんなドリンクを求めているのでしょうか?

飲み放題に必ず含めてほしい飲み物

消費者が飲み放題に必ず含めてほしい、含まれていなければ飲み放題を注文したくない飲み物を調べた結果、「生ビール」が52.3%とトップに。 ソフトドリンクも含めると「酎ハイ・サワー」22.2%、「お茶(ウーロン茶など)」19.2%が続く結果になりました。特に男性は「生ビール」が64.1%、次点の「酎ハイ・サワー」の20.5%と、大きく差を付けています。 また、30代から60代の男性は、60%以上の人が生ビールを求める結果となりました。一方女性は、「カクテル」「梅酒・果実酒」のほか、ソフトドリンクが全体に比べて大きい比率を占めています。 先の調査で「飲みたい飲み物がない」という声が多かった20代女性は、「お茶」の37.0%が最も多く、次いで「カクテル」が34.5%という結果になりました。
男女で求めるドリンクが違うことが分かり、このニーズの違いを理解することが、飲み放題の満足度をアップさせるポイントになると考えられます。

まとめ

宴会利用がメインとなる“飲み放題”では、飲酒する人としない人が同席する場面が多くあります。
飲酒するお客様は、現状の飲み放題でも満足されている傾向が見てとれるため、お酒を飲まない、または、苦手な方の満足度を上げることが、宴会全体の満足度につながると考えられます。 また、満足度が高い宴会ができれば、リピートにつなげられるのではないでしょうか。
最近では“モクテル”と呼ばれるノンアルコールカクテルを提供する店舗も増加しています。これから増える宴会時期に向けて、飲み放題メニューを工夫してみてはいかがでしょうか?

モクテルとは?

モクテルとは?Mockモック(擬似)× Cocktailカクテル = モクテル

モクテル取扱店の推移

モクテル取扱店の推移 (飲食店取扱指数=飲食店1,000店舗あたりの取扱店舗数)

モクテル事例店紹介

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