チャーシュー入りの餡がメロンパン生地の中に入った、香港発祥の総菜パン。甘さとしょっぱさのある味わいと、外はサクサク・中はトロトロの食感で、菓子パンと総菜パン両方の良さを取ったハイブリッドな点が魅力。
日本では、東京に出店した香港の点心レストランや、横浜中華街にある香港飲茶専門店で食べることができる。
食べやすい小さめのサイズであることや、昨今のテイクアウト需要により人気になってきている。

種をくりぬきギリシャヨーグルトを詰めた桃を、グラノーラの上にのせたスイーツ。
韓国のカフェで生まれたメニューだが、家でも簡単に再現できることから、韓国の若い女性の間で「おうちカフェメニュー」として2020年夏頃にSNSを席巻した。
日本での知名度はまだ低いが、メディアで紹介されることが少しずつ増えており、韓国グルメに敏感な若い女性の間では、美味しくてかわいい“映えスイーツ”と話題になりはじめている。

スープ状のさらさらとしたカレーに、大きくカットした野菜の素揚げや骨付きチキンなどが入った札幌発祥のご当地カレー。
インドやネパールのカレーと薬膳スープを組み合わせたものをベースに、札幌のカレー店で開発されたのが始まり。2000年代に北海道でブームとなり、その後全国へ広がる。すでに知名度が高く定番に近いメニューだが、小麦粉不使用で野菜がたっぷり摂れるスープカレーは健康志向の流れにもフィットしており、再度注目されている。

さつまいもを焼いたメニューで、おやつや間食などに食べられることが多い。
日本では300年前から食べられているが、ここ数年で焼き芋専門店が増え、第4次焼き芋ブーム（第1次は江戸時代、第2次は明治時代、第3次は昭和）がくると言われている。
近年は安納芋・紅はるか・シルクスイートなど、ねっとりした食感の品種が人気を博しており、焼き芋を冷やした「冷やし芋」も人気。主食をさつまいもに置き換えるダイエットも話題となっている。