ベトナム南部で食べられている米麺。柔らかくつるっとしたのど越しを楽しむ北部の「フォー」と比べると、半乾燥させてから裁断するため、コシがあるのが特徴。
現地では、豚骨ベースのスープに海老、豚肉、レバーなどの具材が入った「フーティウナムヴァン」というメニューがポピュラーで、汁あり・汁なしを選べる店が多い。
日本での知名度はまだ低いが、昨今のアジア料理ブームや、大手会員制スーパーで販売されていることから、一部で話題となっている。

寒天ゼリーにフルーツを閉じ込めて丸く固めた香港発祥のスイーツ。龍が1度に9個の球を産むことからその名がついたといわれる。カラフルで透き通ったビー玉のような見た目がSNS映えすると、若い世代を中心に注目を集めている。
シロップと一緒に食べるのが一般的だが、最近ではサイダーなどのドリンクやかき氷のトッピングにしたり、食用花を入れて固めたりするアレンジも増えてきている。

韓国の伝統的なにごり酒。韓国ではこれまで“中高年男性が好むお酒”というイメージがあったが、数年前に若い起業家が、パッケージにもこだわった多彩な「地マッコリ」を開発しイメージを一新したことから、若者からも注目を集め、新たなトレンドとなっている。
日本でも、韓国グルメブームの影響でマッコリを飲む機会が増え、日本産の米で作った「クラフトマッコリ」も発売されるなど、今後も人気がますます加熱することが予想される。

スウェーデン発祥の家庭料理で、ポテトに細かい切れ込みを多数入れて焼き上げるベイクドポテトの一種。 「アコーディオンポテト」とも呼ばれる。
日本では切れ目の中に、ベーコンやチーズなどのポテトに合う食材を挟むアレンジレシピが人気。
スキレットでも簡単に調理できることや、アウトドアブームの流れから、キャンプ飯としてもトレンドの兆しが見られる。

【 TREND NEWS vol.30 】でも紹介した、名古屋名物の「台湾ミンチ」とニラをたっぷりのせた、名古屋発祥のもつ鍋。
にんにくや唐辛子が効いたスタミナたっぷりの味付けや、〆に麺を入れると台湾ラーメンとして楽しめる点も魅力。
継続している台湾グルメ人気の影響で、名古屋発祥の台湾グルメにも注目が高まっており、東京にも台湾もつ鍋専門店の出店が続いている。