| HOME > ぐるなび西国編 ニッポンいいもの再発見! | 掲載期間 [2014.01.15〜2014.03.31] |

粕屋町独自の健康素材を見つけることで
粕屋町の未来を育もう
町花であるバラとブロッコリーを使った加工食品を開発中の粕屋町。バラには癒しの効果、ブロッコリーにはβカロテンが豊富であることから、健康素材として選ばれたという。同町には柿酢やリンゴ酢といった果実酢づくりのパイオニア(有)九州酢造がある。バラの加工食品製作では、同社の力を借りたという。昔ながらの製法に独自の技法を加えて造られた果実酢は、お酢が持つバラの香りと色合いを取り込む力を利用し、そのすっきりとした酸味と相まったバラのお酢に仕上がっている。このバラの香りを移しとる工程もすべて手作業だとか。手間と時間を費やした職人の技が生きるのが、ほのかな香りを楽しめるこの「ばらん酢」なのである。原料のバラを集める作業は、他県の生産農家のご協力とともに、地域の協力も欠かせなかったという。栽培農家をはじめ、地元農業高校に通う高校生、また地域の方もボランティアとして参加。地域がひとつになってつくられただけに、生産者ではなく「地域が見える食材になれば」という思いがある。またブロッコリーは加工品が少ない食材ゆえ、アイデアが出るまでに時間を要したそうだが、現在は、米粉を使った地元麺と「ブロッコリー揚げ麺」を試作中だ。味わいや色合いのバランスにまだ改良の余地があると、来年の商品化へ向けて邁進中である。。


ばらん酢をベースに、食物繊維豊富なこんにゃくマンナンを使ったゼリー。寒天をブレンドすることで食感の向上を図っている。

高品質で知られる粕屋町産ブロッコリーの粉末を、米粉を使った麺に練り込んだ揚げ麺。サクサクとした食感が特徴。

バラの花びらと香りを活かしたシロップティー。お湯に溶かすとバラの花びらが広がるという工夫も魅力。ジャムとしても使用可能。

バラの花の色合いと香りを封じ込め、透明感のあるジャムに仕上げた。甘さを抑えた味わいとプルンとした独特の食感が特徴。

茶処八女で有機栽培された和紅茶(紅ふうき)をベースに、バラの花びら、カモミールなどをブレンド。香りのハーモニーが楽しめる。